橋幸夫が認知症と診断! コンサートで曲を忘れるなど深刻な症状も!

歌手の橋幸夫が､アルツハイマー型認知症(中等度)を患っていることが判明した｡所属する夢グループが公表している｡

同社の石田重廣社長によると､｢ステージで歌を忘れるなどの症状が出ており､お客さまの理解を得るしかないタイミングにきた｡ステージ活動を続けることが病気を進行させないことにつながるという医師のアドバイスもある｡橋さん本人が歌いたい､働きたい気持ちがある限り､助けていきたい｣と､彼を引退させるのではなく､関係者やファンの理解を得ながら活動を継続する方針であると語った｡

アルツハイマー型認知症は､脳の一部が収縮していくことで物忘れなどが生じる病気｡橋幸夫も､同じ事を何度も言ったり､話がまとまらなかったり､コンサートで歌う予定の楽曲を忘れるなど､幾多の症状が見られる｡
橋幸夫から石田重廣社長に｢俺は迷惑をかけているんじゃないか､休ませてもらいたい｣と活動自粛を相談されたこともあったが､｢休ませない｣とキッパリ拒否｡それを聞いて橋幸夫はむしろ喜んだという｡

｢艶のある歌声は全く衰えていません｡元に戻るとは思いませんが､歌うことで少しでも病気が食い止められたら｡橋さんが17歳から築いてきたものを､1日でも長く続けていただくのが目標です｣と､半世紀以上にわたり築き上げた人気と名誉をそんな簡単に捨てるべきではないとし､会社としてサポートしながら出来る限り全力のパフォーマンスを観客に届けるよう努力する｡

御年82歳なので認知症を患うことは不思議でない｡どう乗り越えていくかが最も重要だ｡(船越)

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